春日山原始林を未来へつなぐ会

事務局日誌

【参加者募集】世界遺産春日山原始林観察会「秋の原始林を楽しもう!」

春日山原始林アートプロジェクト関連企画第2弾は、春日山原始林の秋を楽しむネイチャーゲーム体験です。

紅葉の季節となる春日山原始林をただ眺めるだけでなく、さまざまな感覚を使って春日山原始林を体感しましょう!

気持ちよく原始林を楽しんだら、奈良公園バスターミナルで開催されているアートプロジェクトへも足をお運びください。11/28は最終日となりますので、ぜひお見逃しなく!

第35回世界遺産春日山原始林観察会
「秋の原始林を楽しもう!」

開催日 2021年11月28日(日)
時 間 10:00〜12:30
集 合 春日大社本殿バス停前(春日大社国宝殿前)
解 散 春日山遊歩道内(現地解散)
参加費 500円(つなぐ会会員は無料)
対 象 小学生から大人まで(小学生は、保護者の同行が必要)
定 員 20名程度
申込み https://forms.gle/j9B6fpa8BYag74NZ7
持ち物 持ち物  飲み物、帽子、虫除け、長袖長ズボン、運動靴、(雨具)、敷物、筆記用具、バンダナ、暖かい服装で
講 師 山本素世(奈良県シェアリングネイチャー協会)


【参加者募集】11/21(日)春日山原始林で大杉のアクセサリーづくり

世界遺産春日山原始林観察会。新型コロナウイルスの影響で、今年度はなかなか開催できないでいましたが、いよいよ再開をすることになりました。

再開の第1回目は、11/20(土)から開催される「春日山原始林アートプロジェクト2021」に関連する企画として実施します。

秋の春日山原始林を感じて歩き、首切り地蔵の大杉のあった場所で大杉の端材を使ったアクセサリー作りを行います。


撮影:前川俊介

世界遺産春日山原始林観察会
「春日山原始林で大杉のアクセサリーづくり」

春日山原始林内滝坂の道(旧柳生街道)首切り地蔵の傍らにあった大杉の端材をつかったアクセサリーを、大杉があったその場所でつくるワークショップです。

滝坂の道を歩き、春日山原始林の素晴らしさと現状の危うさを感じていただいたのち、大杉のあった場所で木を削り、落ち着いた気持ちでアクセサリー作りを行います。

9月に開催した京都での春日山原始林アートプロジェクト2021でも会場となった京都府民ホールアルティの日本庭園を眺めながら実施しましたが、今回は、元となる春日杉があったその場でのワークショップです。

森歩きとものづくりを組み合わせた体験となります。体験後は、奈良公園バスターミナルで開催されているアートプロジェクトへもお越しください。

開催日 2021年11月21日(日)
時 間 9:30〜14:30
集合場所 飛鳥中学校前
参加費 1500円(材料費等込み)
対 象 10名(小学校高学年以上推奨) 
講 師 山下ゆりこ(ジュエリー作家)
お申込 https://forms.gle/mhAgU5VL6Cm25h5L7
持ち物 お弁当、飲み物、タオル、敷物、防寒着
服 装 ハイキングの服装(歩きやすい靴:トレッキングシューズ推奨)長袖、長ズボン

※この観察会は奈良コープ環境活動助成を活用して実施します。

 

 


レポート:春日山原始林アートプロジェクト2021@アルティ

滝坂の道にあった、「首切り地蔵大杉」の端材を活かしたアート展「春日山原始林アートプロジェクト2021」が京都府民ホールアルティにて、9/18〜10/17の1ヶ月にわたり、開催されました。

今年2月に奈良市もちいどの商店街にあるBONCHIで開催につづき、第2回目となる展示会では、11名の作家の方々に協力いただき、新たな作品も加えた展示会となりました。

また、今年は作家のみなさんのコラボ作品として、首切り地蔵大杉の6mの幹周りサイズの「春日山原始林探検双六」が登場。コマもサイコロも大杉から作られ、会場中央に設置されました。

昨年は現地でのワークショップを行いましたが、今年はアルティの日本庭園を望む素敵な場所で、大杉の端材を使ったワークショップを開催しました。双六づくりの発案者の作家の大矢さんを講師に双六のサイコロやコマを作る体験や、つなぐ会のメンバーでジュエリー作家の山下さんに大杉端材を活かしてアクセサリーを作る体験を実施していただきました。

その他、つなぐ会のメンバーによる来場者が自由参加できる木工体験も実施。

会場となる京都府民ホールアルティは、京都御所すぐ近く、つなぐ会のメンバーも好きな大きな木々が見える場所にあります。今回、京都で実施するにあたり会場を探していた私たちが、参加作家さんのつながりでご紹介いただき、この企画の趣旨にも賛同いただいたことで実現した長期間にわたる展示会でした。

春日山原始林は奈良県を出て京都まで行くとやはり知らない方が多くいらっしゃいました。会場は演奏会や演劇などで利用されるホールでしたので、ホールでの催しがない場合はなかなか来場者が少ない状況だったのですが、京都新聞に取材をいただき掲載されたことをきっかけに、多くの方にご来場いただくことができました。

中には観光バスで春日山を巡った思い出をお聞かせいただけたり、先日歩かれた話を伺ったり。首切り地蔵の大杉がさまざまな形で、多くの方に届いているのを感じる機会となりました。

この展示会、次は、奈良公園バスターミナルでの開催を予定しています。奈良公園を訪れる多くの皆さんに春日山原始林と大杉の話が残り、春日山原始林を未来へつなぐ活動へ応援をいただければと思っています。

春日山原始林アートプロジェクト2021

奈良会場:奈良公園バスターミナル
https://npbt.jp/

開催期間:11月20日(土)-11月28日(日)9:00-18:00 
※最終日は16:00まで

この事業は、「花王みんなの森づくり活動助成」を受けて実施しています。

主催:春日山原始林を未来へつなぐ会 

企画・運営:一般社団法人はなまる 

後援:奈良県