奈良公園観光地域活性化基金は、奈良公園の観光資源としての価値を高める事業を支援し、活性化を図ることを目的に奈良県が設立した基金です。
当会の活動は「春日山原始林の保全再生事業」として、助成登録事業となっております。
基金を通じて当会が受け取った寄付金は、春日山原始林の保全と普及に関する事業に活用させていただきます。(事務局運営費には利用されません)
個人であれば、個人住民税の税額控除、所得税の所得控除を受けることができます。
企業団体であれば、寄付金の全額が法人税の損金算入として取り扱うことができ、地方税にも法人税の取り扱いが反映されます。
奈良公園観光地域活性化基金への寄付や詳しい情報は奈良県のホームページをご覧ください。
春日山原始林を未来へつなぐ会では、みなさまからのご支援を募っております。本会への寄付は、活動全般に活用させていただきます。
当会事務局では、現在非常勤スタッフ1名を雇用し、保全活動、普及啓発活動に関するサポートのほか、奈良県との連絡調整、原始林での活動を希望される方々との調整業務、資金調達に関する企画・営業等を行っております。
※当会への寄付については税額控除等の優遇は特にございません。予めご了承ください。
奈良公園観光地域活性化基金への寄付、当会への寄付いずれも1万円以上の寄付をいただいた方に以下の返礼をご用意しております。
春日山の中で、花山は、興福寺や東大寺が樒(シキミ)を採取された山とされています。明治維新後、この地は奈良公園の維持管理費に充てるため、木材生産を目的に吉野式の人工林となりました。つなぐ会では、林内で放置されていた間伐材の活用として、木札の制作をおこないました。
木札のデザインは、奈良でエイブルアート(障害のある方のアート)で仕事づくりをおこなっている「GoodJob!センター」とコラボレート。原始林を一緒に歩き、ワークショップを通じて生まれたモチーフを活かしました。同様のモチーフは、GoodJob!センターでも販売しておりますが、当会のものは、春日山生まれのスギを活用した非売品となります。
四種のうちご希望のものをお送りします。※ご希望がない場合は「アカショウビン」となります。
[アカショウビン]
真っ赤な嘴が特徴のカワセミの仲間です。かつては春日山原始林の沢ごとに一つがいずつ生息していましたが、今では姿を見ることはなくなりました。
[ニホンリス]
1966年から約6年ほど春日大社付近で餌付け実験をしていましたが、今では姿を見せることがほとんどありません。アカマツなど餌となる木の実が減少した影響が大きいのではないかと考えられます。
[モリアオガエル]
奈良県の山間部に生息していますが、林内の環境悪化から春日山ではめったに見ることができません。産卵は集団で泡状の卵を枝先に産むという特徴を持っています。
[ルリセンチコガネ]
正式名は「オオセンチコガネ」ですが、奈良県に生息する本種が藍色に近い青緑色の美しい体色をしていることから「ルリセンチコガネ」と呼ばれています。体長16〜23mm。奈良公園のシカの糞を分解する虫の代表格です。
春日山原始林を歩いたことがある方でも、森の特徴や、ポイント、課題などを理解されている方は多くありません。春日山原始林を愛してやまないメンバーがガイドとなり、春日山の魅力と課題をお伝えするガイドウォークです。詳細は「春日山ガイドウォーク」をご覧ください。
※コースは「北部遊歩道コース」となります。他のコースをご希望の場合はその旨ご連絡ください。
当会へのご寄付をご検討の方は、下記フォームよりお問い合わせお願いいたします。