あいにくの雨のなか、奈良市主催の観察会「春日山原始林ではるをさがそう」を実施しました。
雨具を着てのプログラムではありましたが、雨の日ならではの自然との出会いもあったようです。
ルーペを使って観察
観察に使いやすい大きめのルーペを子どもたちに貸し出しました。咲いている花や、苔、自分の手など気になるものをどんどん観察する子どもたち。ルーペに溜まった水を見るなど愉しみました。
数日前から冷え込んでしまったため、なかなか「はる」が見つけにくい春日山でした。それでもポッと咲いているスミレを見つけたり、ネイチャービンゴで出したお題を全て見つけた子どもたちでした。寒い中でしたが、春日山のこれからの季節にお馴染みのヤマビルも登場。普段なかなか見ることもないので、ルーペを使って観察してみました。
春日山原始林の抱えている問題についても少し触れながらのプログラムでしたが、その点についても関心をもって参加してくれていました。
葉っぱを使った遊びとふりかえり
観察後は休憩所で、葉っぱを使った遊びと、振り返りを行いました。葉っぱの特徴をよくみて、子どもたち同士で意見交換しながらプログラムを進めましたが、それぞれの意見を出しつつ交流する様子が印象的でした。