台風直撃前日となった10月21日(土)
雨の中ではありましたが、「奈良市自然体験学習講座 春日山原始林を歩こう」を実施しました。
雨のため、当初予定していた若草山山頂まで登るのは中止し、遊歩道を途中まで歩くことにしました。
「雨の森は、普段の森とは少し違うものが見れるので楽しみにしてください」というお話をしてスタートしました。 春日山の簡単な解説や、葉っぱをつかった五感の体操などをおこなって雨の森の中を楽しく歩きました。
途中、つなぐ会メンバーのSさんが
「ねえねえこれって・・・・」と声をかけてくれた所
なんと ヘビの赤ちゃん!
「今日はラッキーですね!」と話して、皆でしばし観察しました。
この日は他にもクチベニマイマイのほか、タゴガエル、ヤマビルなどに出会えました。
時間を短縮した関係で、途中の休憩所では、ルーペをつかった苔の観察。
春日山原始林の現状と、雨の森を皆さんに楽しんでいただくことができました。
【アンケート抜粋】
・春日山原始林は、すごく自ぜんにめぐまれているけどうらには、もんだいがあるだなと思った。
・きれいだった。色々な生き物の住処になっているんだなと感じた。
・多様な生き物が暮らしていることがわかった。一見豊かな森に見えるが、大きな変化に見舞われていると知って驚いた。
今年度は、参加者が少なかったのですが、また、次年度もぜひ取り組みたいと感じる企画でした。 皆様も是非次年度はご参加ください。
追伸:ヘビの赤ちゃんについて 「マムシじゃない?頭も三角だし」ということで、このときはマムシで一致して皆さん話をしました。マムシについてのお話も少しさせていただきましたが、その後、よくよく写真を見たところ、アオダイショウの赤ちゃんのようです。