春日山原始林を未来へつなぐ会

事務局日誌

【報告】秋の大人スケッチin 春日山原始林

秋晴れの10月6日、つなぐ会としては初めての試みとなる「秋の大人スケッチin春日山原始林」を実施しました。
今回は、水彩画家の平田有加さんを講師に迎え、原始林について学んだ後、おもいおもいの場所でスケッチを楽しむというプログラム。

平田さんは、京都の芦生原生林で制作活動をしつつ、現地の保全活動にも関わっています。
芦生原生林は、京都大学の演習林となっており、ブナやミズナラなどの落葉広葉樹を中心としているため、
森林生態系としては異なりますが、同じようにシカの採食圧が高まりで植生への影響が出てきている森林です。

当日はまず、春日山遊歩道を歩きながら、春日山原始林の現状についてつなぐ会のメンバーがお伝えしました。
シカの影響で林床の植物がほとんどない状況や、ナギやナンキンハゼ、ナチシダなどシカの食べない植物が広く繁殖している様子について お伝えしたり、県で設置している植生保護柵を観察していただきました。また、ナラ枯れ被害や昨年の台風の影響による倒木などが目立っていることなど、原始林の現状を実際に目で見て感じていただきました。

その後は、平田さんにご用意いただいたフレームを使って構図の取り方などを学びつつ、思い思いの作品制作に。
この日はとても気候が良く、気持ちい木漏れ日の中での制作となりました。

最後に出来上がった作品を並べて、平田さんより講評をいただいて終了。
ゆったりと気持ちの良い時間を過ごす、今までとはちょっと異なるプログラムとなりました。

参加者の声

・いつもは山を登るばかりだが、絵を描く楽しみがあることを発見。

・水彩画を始めて一番楽しいお絵かきだった。

・たくさんの人とスケッチできて楽しかった。

・森の知識も増え、気持ちも癒された。

・お天気に恵まれてよかった。

・先生の説明がわかりやすくもっと描きたくなった。

・森の話が面白かった。

・初めてのスケッチで不安だったが楽しく描けた。

・シカがいつもおなかをすかせていることを知り考えさせられた。

・原始林の話を聞け、有意義だった。

・初心者キットがよかった、絵の描き方のポイントやスケッチの仕方など、教えてもらえてよかった。


平田 有加さんウェブサイト https://yukahirata.com/
京都大学芦生原生林ウェブサイト http://www.ashiu.kais.kyoto-u.ac.jp/