6月4日に春日山原始林を未来へつなぐ会の2019年度の総会が終了。
全ての議題が承認されました。
つなぐ会の運営は5年を経過しまし、それなりに実績も増えてきましたが、運営面(資金面)での課題がまだ山積している状況です。
2019年度は、これまでの経験を活かし広く活動の意義について理解を広げて、支援の輪を広げていければと考えています。
また、記念講演として、一般財団法人 奈良の鹿愛護会の臨時研究員東城義則氏より奈良のシカと人との関わりについて講演をいただきました。
人はシカとどのように接して、どのように扱ってきたのか、愛護会のあり方の基礎を学ぶ機会となり、非常に興味深いものでした。
2019年はすでにスタートして半ばとはなっていますが、さらに気を引き締め活動を続けていきたいと思います。
この5年間の活動を報告書の形式にまとめました。
お時間があればご覧ください。
夏の原始林ウォーク
春日山遊歩道を季節ごとに歩き、楽しみながら
原始林について知っていただく催しです。
実施日:6月15日(土)9:30〜15:00
集合場所:春日大社本殿バス停(駐車場)
行 程:遊歩道北部入口~若草山山頂~鶯の滝~
春日山石窟仏~首切地蔵~遊歩道南部入口
(行程約12Km、歩行時間約4時間半)
解 散:15:00頃予定
対 象:全行程を歩ききれる方(小学生以下は保護者同伴)
参加費:つなぐ会会員:無料
一般:500円(小学生以上)
持ち物:昼食、飲み物、敷物、雨具、タオル
服 装:長袖、長ズボン推奨
(虫刺され等の可能性がありますので長袖長ズボンをお勧めします)
雨天の対応:当日6時50分のNHK天気予報で、
午前中の雨の確率が50%以上であれば中止、50%未満の場合は実施します。
申し込みフォームはこちら
本日の読売新聞奈良版の企画連載「シカと暮らすまち」に春日山原始林について取材を受けた記事が掲載されています。
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/
※ウェブサイトは購読された方のみ閲覧できるようになっています。
記者の方と春日山を歩き、下草がない状況や、森の循環ができていないことなど実感を持っていただけました。こうして多くの方にシカと森についての知っていただく良い機会になったと思います。
これから具体的に何をすれば森を保全していけるのかということも合わせて伝えて行く必要があると考えています。