春日山原始林を未来へつなぐ会

講演会・イベント出店

春日山原始林アートプロジェクト2022 ワークショップ参加者募集中です!

今年のアートプロジェクトのワークショップの募集中です。


ワークショップでは、春日山原始林を訪れて現地で制作するプログラムや、春日杉を削って作るクラフトプログラム。3回のシリーズで森を感じて制作・展示まで行うプログラムの3つを開催します。以下、詳細です。

【共通】対象年齢:小学1年生から中学3年生まで 各ワークショップ定員:10名
    ※小学生は保護者がご同伴ください。中学生の単独参加は可能です。

1. 風でゆれる木のモビールをつくろう!

樹齢約600年の春日杉の香りを楽しめるお手製モビールでお部屋を素敵に彩りませんか?刃物は使わないので小さなお子様も安心して参加いただけます。※春日山原始林を2時間ほど歩き、休憩所でワークショップをします。

開催日 8月4日(木)10:00-15:00
講師:山下ゆりこ
参加費 1,000円(材料費・保険代込み | こども2人目から500円)
持ち物:レジャーシート、弁当、水筒
雨天順延:8月8日(月) 集合場所:飛鳥中学校前

2. 手ざわりが気持ちがいい、毎日使えるスプーンをつくろう!

樹齢約600年の春日杉を彫ったり磨いたりしてオリジナルのスプーンを作ります。夏休みの工作にもピッタリです。

開催日 8月20日(土)午前の部/10:00-12:00 午後の部/13:00-15:00
参加費 1,000円(材料費・保険代込み | こども2人目から500円)
講師:堂本寛恵
持ち物:軍手
集合場所:奈良公園バスターミナル1階(奈良市登大路町76)

→定員に達したため受付を終了しました!

3.奈良の杉で本棚をつくって、森や生き物の本をかざって読もう!

春日山原始林をより深く知っていただくために3回連続講座となります。四角いスクエア型のボックスを制作し、樹齢600年の春日杉の端材を磨いてボックスの周辺に飾り付けをします。完成した作品は11月の展覧会で本棚として展示します。

第1回10月8日(土)10:00-15:00 春日山原始林を歩く
第2回11月13日(日)10:00-12:00 棚づくり
第3回11月23日(水・祝)10:00-15:00 棚の組み立てと展示

講師:たかはしなつき、熊田悠夢
参加費2,000円(材料費・保険代込み | こども2人目から1000円)3回通しての参加費です
集合場所:1回目 飛鳥中学校前
     2,3回目奈良公園バスターミナル 1階(奈良市登大路町76)

お申し込み:https://forms.gle/aH5FBpBFsoZyrqqQA

主催:春日山原始林を未来へつなぐ会 後援:奈良市教育委員会 協力:奈良県


【レポート】アースデイ奈良 大盛況でした!

 

先程の投稿で春日山自然学校の様子をレポートしましたが、ブースの方も今年は盛況となりました。

春日山原始林の首切り地蔵の大杉を使ったアクセサリー作り体験や、木のストラップ作りなど、お子さんから年配の方まで幅広い世代に体験いただきました。

つなぐ会の活動についても熱心に耳を傾けていただける方も多く、ブースでの寄付もたくさんいただくことができました。

コロナはまだ油断できない状況ではありますが、やはり天気の良い春の日に屋外でのイベントはとても気持ちの良いものでした。

アースデイ全体としても来場者がコロナ前と同程度の集客でした。親子連れの方が多く、お子さんが元気に走り回る姿はやはり良いものだと感じました。

ガイドやブース総勢で10名以上の会員さんの協力のもとなんとか無事怪我もなく終了することができました。

ゴールデンウィークにかけてもイベント出店が続きますので、ぜひこちらもご参加いただければと思います。

■BONCHI ORANGE FES 4/29-30

https://bonchi.fun/news-events/612/

 


レポート:春日山原始林アートプロジェクト2021@アルティ

滝坂の道にあった、「首切り地蔵大杉」の端材を活かしたアート展「春日山原始林アートプロジェクト2021」が京都府民ホールアルティにて、9/18〜10/17の1ヶ月にわたり、開催されました。

今年2月に奈良市もちいどの商店街にあるBONCHIで開催につづき、第2回目となる展示会では、11名の作家の方々に協力いただき、新たな作品も加えた展示会となりました。

また、今年は作家のみなさんのコラボ作品として、首切り地蔵大杉の6mの幹周りサイズの「春日山原始林探検双六」が登場。コマもサイコロも大杉から作られ、会場中央に設置されました。

昨年は現地でのワークショップを行いましたが、今年はアルティの日本庭園を望む素敵な場所で、大杉の端材を使ったワークショップを開催しました。双六づくりの発案者の作家の大矢さんを講師に双六のサイコロやコマを作る体験や、つなぐ会のメンバーでジュエリー作家の山下さんに大杉端材を活かしてアクセサリーを作る体験を実施していただきました。

その他、つなぐ会のメンバーによる来場者が自由参加できる木工体験も実施。

会場となる京都府民ホールアルティは、京都御所すぐ近く、つなぐ会のメンバーも好きな大きな木々が見える場所にあります。今回、京都で実施するにあたり会場を探していた私たちが、参加作家さんのつながりでご紹介いただき、この企画の趣旨にも賛同いただいたことで実現した長期間にわたる展示会でした。

春日山原始林は奈良県を出て京都まで行くとやはり知らない方が多くいらっしゃいました。会場は演奏会や演劇などで利用されるホールでしたので、ホールでの催しがない場合はなかなか来場者が少ない状況だったのですが、京都新聞に取材をいただき掲載されたことをきっかけに、多くの方にご来場いただくことができました。

中には観光バスで春日山を巡った思い出をお聞かせいただけたり、先日歩かれた話を伺ったり。首切り地蔵の大杉がさまざまな形で、多くの方に届いているのを感じる機会となりました。

この展示会、次は、奈良公園バスターミナルでの開催を予定しています。奈良公園を訪れる多くの皆さんに春日山原始林と大杉の話が残り、春日山原始林を未来へつなぐ活動へ応援をいただければと思っています。

春日山原始林アートプロジェクト2021

奈良会場:奈良公園バスターミナル
https://npbt.jp/

開催期間:11月20日(土)-11月28日(日)9:00-18:00 
※最終日は16:00まで

この事業は、「花王みんなの森づくり活動助成」を受けて実施しています。

主催:春日山原始林を未来へつなぐ会 

企画・運営:一般社団法人はなまる 

後援:奈良県