春日山原始林を未来へつなぐ会

観察会

【報告】7/25 親子で春日山原始林を歩こう!

 梅雨明け翌日の7月25日。奈良県の「山の日・川の日」「大和川の月間」イベントガイドブックへ掲載されているイベント「親子で春日山原始林を歩こう!」を実施、県内から9家族26名の方々にご参加頂きました。当日のレポートが普及啓発WGの担当者から届きましたのでアップします。

 

 朝からお天気に恵まれ、緑のシャワーを浴びながら春日山原始林北部遊歩道を歩きました。大きな木々に囲まれた森の中は、ヒンヤリ~と涼しく、川のせせらぎも涼しげで心地良い。

 中水谷休憩所の谷水を調べていたら、きれいな水の住人『サワガニ』がでで来るサプライズも。

 あちらこちらで緑や青のオオセンチコガネやキマワリ、セミ等がお出迎えしてくれて、誘われるように若草山頂上へ。

 みんなで声を合わせて『ヤッホ~!!』って言ったら山びこが帰ってきて嬉しかったね。

 それから、暑い暑い山道を下って 無事、下山! 頑張ったね。また、会いましょう。

このプログラムでは、気温と水質を調査しました。
結果は以下の通りです。

7月25日親子で原始林散歩測定結果(PDF)

【参加者の声】抜粋
・しかが、よってきた。きのこが、 いっぱいあった。
・いろいろな虫にあえて おもしろかった。
・温度比べができて体感の実際を調べられたこと。いろんな虫を見れたこと。
・森の涼しさを味わったこと。
・むささびのうんちが小さいのをしった。
・本物のタマムシをはじめて見た。

 


【報告】7/7 第24回世界遺産春日山原始林観察会 

七夕の日。
第24回目となる観察会が開催されました。今回のテーマは「昆虫」。
昆虫写真家で奈良県レッドデータブック策定分科会の委員もされている伊藤ふくおさんを講師に迎え実施されました。

参加者のほとんどは親子連れ。やはり、昆虫は身近な自然の対象物として人気があるのだと感じました。

コースは若草山を登って春日山を降りる。。。予定でしたが、結局、若草山を少し登ったところまでしか進みませんでした。

それだけ目をこらすとたくさんの昆虫達が暮らしているということ。
近年の気候変動による影響で生態系の変化が見えることなどについても、伊藤さんの気さくなお話と共に学ぶ機会となったようです。

参加者の声(抜粋)

・若草山の麓からほんのちょっと歩いただけで多様な種類の昆虫を観察できて驚いた。
・初めて参加したが、外来種の勢いのすごさにびっくりした。
・一人で歩いたら全く名前の見当もつかなかったので説明がきけてよかった。ヒメハルゼミが一斉に啼く習性が知れたことや、ルリセンチコガネを発見できたこともよかった。
・温暖化で生態系が変わりつつあることも実感できました。


【参加者募集】7/7 第24回世界遺産春日山原始林観察会 昆虫編


第24回となる世界遺産春日山原始林観察会*、今回は昆虫写真家として数多くの書籍も発行している伊藤ふくおさんをお迎えして、昆虫の観察会を開催します!

第24回 世界遺産春日山原始林観察会
伊藤ふくおさんと春日山原始林の虫を追っかけよう!

奈良県レッドデータブック策定分科会の委員でもある伊藤さんと一緒にあるけば、どんな虫とも友達になれます!
季節は夏!昆虫たちの賑わう夏の春日山原始林で貴重な体験をしてみませんか?

■開催概要
開催日 2019年7月7日(日)10:00〜14:00
集 合 春日大社本殿前バス停
定 員 20名(先着順)
ルート 若草山登山口〜三重目〜春日山遊歩道北部下山(予定)
参加費 500円(保険代込み・若草山入山料は別途必要)
    ※小学生以下は保護者同伴
持ち物 帽子、タオル、飲み物、昼食、敷物、筆記用具、
    リュックサック、トレッキングポール(あれば)など
    ※暑さ・熱中症対策を各自万全にしてお越しください。
服 装 長袖(着脱ぎできるもの)、長ズボン、長めの靴下推奨
    帽子着用。
    ※ヤマビルが発生する恐れがあります。

お申し込みは下記フォームよりお願いします。

https://forms.gle/gW4euQdEEBHtQcNGA

*世界遺産春日山原始林観察会とは?
「世界遺産春日山原始林観察会」は、市民のみなさんを対象に春日山原始林について知り、学んでいただくことを目的に開催するつなぐ会の主催事業です。
毎回テーマ 設定し、研究者や専門家などを講師をお願いし開催します。