令和5年5月7日付の産経新聞日曜版のSDGs特集ページに春日山原始林の紹介と写真が掲載されました。
記事部分では事務局長のコメントが掲載されています。
同記事はウェブサイトからもお読みいただけます。
https://www.sankei.com/article/20230507-HV5O3E2PWZMGJC7EAYPABBULLQ/
奈良だけでなく、全国の方にも知っていただけたらと思います。
あけましておめでとうございます!
2021年は新型コロナの影響もあり、なかなか厳しいスタートとなりましたが、春日山原始林にとっては、なかなか良いスタートとなりそうです。
昨年、取材協力をさせていただいたBS-TBSで放送中の「奈良ふしぎ旅図鑑」で春日山原始林が紹介されます。コロナで自粛期間中ではありますが、この番組を見て春日山への関心が高まることを期待しております。ぜひご覧ください。
BS-TBS 奈良ふしぎ旅図鑑
https://www.bs-tbs.co.jp/journ
2021年1月13日(水)よる8:54~9:00
其の百八十六:春日山原始林のふしぎ
四季折々の風光明媚な景観が楽しめる奈良。そんな奈良の自然を一
Facebookでは、先行して情報をアップしましたが、昨日(2020/9/22)の読売新聞奈良版の「ニュースの門@奈良」という連載で、春日山原始林のことについて掲載いただきました。原始林内に設置されている植生保護柵までお越しいただき、柵の効果と、シカによる採食圧の状況を理解いただく良い機会となりました。
取材には、奈良県奈良公園室も同行いただきました。記事の中では触れられていませんが、春日山原始林の活動を今後も支えていくためにも「奈良公園観光地域活性化基金」への市民の皆さんからの寄付をお願いしたいと話されていました。
植生保護柵の効果は記事中の写真を見れば明らかです。保護柵内の大きな樹が倒木し、日照条件がよくなった柵内は、記事中にもあるようなウリハダカエデやカラスザンショウなどの落葉広葉樹が多くみられます。
それ以外にも周辺ではみられない草本類が数多く発生、もちろん、目立たないものの、原始林を構成すべきシイ・カシ類の実生も発生しています。
奈良県では、植生保護柵の別地域での追加を検討していますが、それと合わせて、現状設置している保護柵の拡大や、新規の柵の設置なども積極的に行う必要があります。それでも全山を柵で囲うのは非現実的。。。
それ以外ではどのような方法があるのか?
原始林の保全計画は委員会と行政に委ねられていますが、私たちも日々春日山と向き合いながら、方法を模索していきたいと思います。
(事務局 杉山)