フェイスブックの投稿はしているものの、こちらのブログの更新が滞っております。。。
あっという間に年末ですね。東京での講演も無事終了し、12月には留学生向けの観察会を実施したり、ガイド研修をしたりと
色々報告するべきことがたくさんあるのですが、、、、。更新が追いつかず。。
それよりも次のこと。ということで、1月に観察会を開催します。諸事情あって、2週連続です。
世界遺産春日山原始林観察会
第15回 バードウォッチング in 春日の森
2018年1月21日(日)
春日の森に渡ってきた冬の野鳥を観察します。
また近年、森の中で起こった出来事に触れながら、
そこに暮らす鳥たちの変化も観てみましょう。
森案内人 : 川瀬 浩 、 揉井 千代子 、 中西 康
(春日山原始林を未来へつなぐ会会員)
集 合:10:00春日大社本殿バス停前 ・・ 春日大社駐車場横
日 程:春日山原始林北部遊歩道~奈良公園周辺14:00頃解散予定
持ち物:昼食、飲み物、雨具、筆記用具、シート、ハイキングの出来る服装で、双眼鏡があれば便利
参加費:500円(保険料・資料代込) 定 員:30名(先着順)
第16回 鹿垣を巡る定員に達したためお申し込みを締めきりました。
2018年1 月28日(日) 雨天順延2月4日(日)
江戸時代の奈良町絵図に記された鹿垣を巡り、人とシカとの共生のありようを考えてみませんか。
(鹿垣ししがき: 野生動物による農作物被害を防ぐ目的で農地の周囲を木柵、石垣、土塀(土塁)などによって囲んだ設備のこと)
講 師:渡邉 伸一 奈良教育大学教授(社会学)
集 合 / 10:00奈良県中小企業会館前集合 ・・ 近鉄奈良駅1番出口東へ徒歩1分
日 程 / 集合地〜川上町~(奈良町絵図の鹿垣)~三笠温泉郷~若草山周辺・昼食~春日奥山ドライブウェイ~誓多林に残る鹿垣~近鉄奈良駅15:00頃解散予定
持ち物 / 底の滑りにくい靴か軽登山靴、ハイキングの出来る服装で、昼食、飲み物、
筆記用具、雨具、 (山道を歩きます。ストックお持ちの方はあると便利です)
参加費 / 1000円 (バス代・保険料込)
定員 24名(先着順) ※バス利用の為、雨天順延日2/4も参加出来る方のみお申込ください。
お申込は以下のフォームからできます
https://goo.gl/forms/qjMGUFaLLwNH3A413
台風直撃前日となった10月21日(土)
雨の中ではありましたが、「奈良市自然体験学習講座 春日山原始林を歩こう」を実施しました。
雨のため、当初予定していた若草山山頂まで登るのは中止し、遊歩道を途中まで歩くことにしました。
「雨の森は、普段の森とは少し違うものが見れるので楽しみにしてください」というお話をしてスタートしました。 春日山の簡単な解説や、葉っぱをつかった五感の体操などをおこなって雨の森の中を楽しく歩きました。
途中、つなぐ会メンバーのSさんが
「ねえねえこれって・・・・」と声をかけてくれた所
なんと ヘビの赤ちゃん!
「今日はラッキーですね!」と話して、皆でしばし観察しました。
この日は他にもクチベニマイマイのほか、タゴガエル、ヤマビルなどに出会えました。
時間を短縮した関係で、途中の休憩所では、ルーペをつかった苔の観察。
春日山原始林の現状と、雨の森を皆さんに楽しんでいただくことができました。
【アンケート抜粋】
・春日山原始林は、すごく自ぜんにめぐまれているけどうらには、もんだいがあるだなと思った。
・きれいだった。色々な生き物の住処になっているんだなと感じた。
・多様な生き物が暮らしていることがわかった。一見豊かな森に見えるが、大きな変化に見舞われていると知って驚いた。
今年度は、参加者が少なかったのですが、また、次年度もぜひ取り組みたいと感じる企画でした。 皆様も是非次年度はご参加ください。
追伸:ヘビの赤ちゃんについて 「マムシじゃない?頭も三角だし」ということで、このときはマムシで一致して皆さん話をしました。マムシについてのお話も少しさせていただきましたが、その後、よくよく写真を見たところ、アオダイショウの赤ちゃんのようです。