春日山原始林を未来へつなぐ会

観察会

【参加者募集】自然を楽しもう!春日山自然学校プロジェクト2021

すっかり春の陽気となりました。

奈良公園は桜も七分咲き。春日山も木々の芽生えが美しい、生命力を感じる季節です。

昨年は、コロナの影響でオンライン開催となった「アースデイ奈良」今年は感染症対策に十分留意した上で開催を予定しています。

アースデイ奈良2021

つなぐ会のブースでは、子どもたちが楽しめる「ビュンビュンこま」のキットや、ムクロジのシャボン玉体験、春日杉の端材の展示や、寄付返礼品のご紹介などを予定しています。

合わせて、例年実施している「春日山自然学校プロジェクト」も実施します。昨年は、春の実施ができなかったので、秋に開催。
昨年の秋同様に、近畿ろうきん「笑顔プラス」の寄付金を奈良ストップ温暖化の会が受け、共催という形で開催となります。

■イベント詳細

自然を楽しもう!
春日山自然学校プロジェクト2021

人と自然の関わりの中で残されてきた春日山原始林や奈良公園の自然を、楽しみながら学ぶ場として活かすのが「春日山自然学校」。春日山の自然と歴史を学ぶ大人向け、奈良公園の自然で遊ぶ親子向けの2つのコースで開校します。

※グループに分け、密接・密集にならないよう実施します。

開催日 2021年4月24日(土)アースデイ奈良2021
集合 
奈良公園登大路園地(春日山原始林を未来へつなぐ会ブース)
時間 11:00〜15:00 頃(受付10:00〜)

❶ 歩いて学ぶ春日山コース

春の春日山原始林を歩き、その自然と歴史、そして課題について学ぼう!

●定 員:30名程度
●対 象:小学5年生以上 ※小学生以下は保護者同伴
●時 間:11:00〜14:00(昼食持参)
●ルート:アースデイ会場⇆春日山遊歩道北部
●ガイド:春日山原始林を未来へつなぐ会

❷ 奈良公園でネイチャーゲーム

奈良公園の自然を楽しみながら、自然と人のつながりについて学ぼう!

●定 員:各回 親子10組(20名程度)
●対 象:小学生以上の子どもとその保護者 ※未就学児は見学のみ
●午前・午後2回開催(いずれかお申し込み)
 11:00〜12:30 13:30〜15:00
●講 師:奈良県シェアリングネイチャー協会

■申し込み方法
下記フォームからお申し込みください。
https://forms.gle/rUsC8QAWNEswo2Hx7

チラシDL

 


【レポート】第32回春日山原始林観察会を開催しました!

春の訪れを感じる3月7日に、第32回となる世界遺産春日山原始林観察会「野鳥編」を開催しました。当日のスタッフから報告がありましたのでアップいたします。

当日は良い天気になりました。

予め原始林内には野鳥が少ないことを話したうえでスタートしましたが、本当に鳥にはなかなか会えませんでした。

シジュウカラ、ヤマガラ、エナガがいて、イカルは声が聞けました。外来種ソウシチョウの10羽ほどの群れにはちょっとびっくり。なかなか見られないキバシリを見つけた方がありました。そのほか、ヒヨドリ、コゲラ、シロハラ、アオジ、カラスの声など。若草山山頂にはホオジロがいました。

双眼鏡を持っていない方もあって、取り扱い方や買う時の注意点など話しました。ほかの生物でもそうですが、特に野鳥は季節による違いが大きいので、初夏の頃などにも観察会ができたら良いと思います。

(レポート:中西)

参加者の声(抜粋)
・楽しく歩けた。のんびり観察できた
・双眼鏡の使い方なども知らなかったので教えてもらえてよかった。
・鳥が少なかったのが残念ですが、説明はとても詳しくて楽しめました。
・イカルの声が聞けてよかった。
・ヤマガラを初めて見れました。
・イヌガシ、シキミの花をしっかり見られてよかった。
・キバシリが見れた。

写真は後日、事務局が撮影したソウシチョウ。美しい姿をしていますが、特定外来生物にしていされており、ウグイスやオオルリの営巣場所と競合すると言われています。標高の高い(だいたい1000m程度)のササの発達した落葉広葉樹林で繁殖し、越冬期には低標高に移動する漂鳥だそうで、この時期は群れで行動するようです。

 


【レポート】10/31 「耳をひらき 音で遊ぶ 音さんぽ 奈良・春日山原始林」

2020年11月29日

春日山原始林アートプロジェクト2020
フィールドワーク
「耳をひらき 音で遊ぶ 音さんぽ 奈良・春日山原始林」

春日山原始林・滝坂の道にあった首切り地蔵大杉から始まるアートプロジェクト。作品展に向けてのフィールドワークとして、音で自然を楽しむ「音さんぽ」を実施しました。

講師は、奈良市東部の田原地区に住む音風景研究家の岩田茉莉江さん。実は、2015年、春日山原始林を未来へつなぐ会立ち上げ当時、スタッフとしても関わっていた仲間です。つなぐ会としてトライした「神山をきく 春日山原始林さんぽ」は、その後、岩田さんと事務局スギヤマのプロジェクトとして継続して実施しています。  

おとたまりウェブサイト           

秋の森にどっぷりつかる

実施当日の10/31は快晴!当初予定していた日程は雨天のため順延したのが吉と出ました。参加は4組9名の親子。一部スタッフの家族も参加させていただきました。

集合して簡単な挨拶をしたらすぐに森へ移動。滝坂の道へと向かいました。滝坂の道の入り口の広場で、自己紹介。キーワードは「音」なので、目をつぶって自己紹介。
低学年のお子さんも多かったのでみんなちょっと緊張気味。。。
でも、その後の「おとおとし」では、大盛り上がり。

緊張もほぐれてきたところで、滝坂の道を出発です。道の途中でも、「めかくしウォーク」で周りの音や足の裏の感覚に注目したり、苔むした切り株を観察したり、五感を活かして楽しみます。

音を描く「音絵」では、最初に自分が感じた絵を描き、それを別の人と交換。それぞれの感覚で描くみんなで描いた素敵な「音風景」が出来上がりました。
目的地である首切り地蔵休憩所に到着した時にはお腹はペコペコ。広げたシートでみんなでお弁当を食べて、ゴロゴロ寝転び一休み。
このアートプロジェクトの発端となった「首切り地蔵の大杉」のお話と、その大きさをメジャーを使ってみんなで体感した後に、いよいよ森の演奏会の準備です。

岩田さんが持ってきてくれたのは、様々な楽器。みんなでその音色を楽しんだあと、みんながお気に入りの音がするものを決めてみんなで演奏することに。
お気に入りは、用意した楽器だけでなく、周辺のあらゆるものから選びます。石のゴロゴロ、倒木を叩く音、枯れ枝で地面を擦る音など、それぞれがたっぷり時間を使って森の音を探しました。


何度かそれぞれが音を出してセッションしたのち、岩田さんの合図に合わせて演奏会。森の中でその時、その瞬間しか奏でることのできない唯一無二の響きが生まれました。他のハイカーの人たちも不思議そうにみていたけど、みんな森に響く音を楽しんでくれていたようです。
大杉があったこの場所の不思議な空気を感じることができました。

演奏が終わった後は、元来た道を帰ります。
帰り道でも「まだ遊びたい!」と子どもたち。大人と子どもに分けれての「音列車」や広場での「おとれんぼ」など耳と体をたっぷり使う1日を過ごすことができました。
参加された皆さんの心に、春日山での素敵な思い出ができたのではないかと思いました。
演奏した音源はCDにして参加者の皆さんへ送付させていただくことにしています。
また、当日撮影した映像をまとめて、音と共に、アートプロジェクトの展示会でも流す予定です。楽しみにしていただければと思います。

春日山原始林アートプロジェクト2020


※この事業は、花王・みんなの森づくり活動の助成を受けて実施しています。