春日山原始林を未来へつなぐ会

観察会

【参加者募集】4/20 春日山自然学校プロジェクト2019


今年もアースデイ奈良に合わせて自然を楽しむプログラムとして「春日山自然学校プロジェクト」を実施します。

千年以上変わらぬ奈良の風景をつくる深い森、春日山原始林には、他にはない貴重な自然と歴史が残されています。新緑の春日山を歩いて、感じて、学びませんか?大人向けと親子向け、二つのコースで実施します。

参加費は無料!
ぜひご参加ください!

開催日  2019年4月20日(土)
開催時間 10:00~15:00頃
※要事前申し込み

■大人コース(小学5年生以上)
11:00 開会式 奈良公園登大路園地
11:15 出発 春日山遊歩道(北部)
13:20 若草山山頂(昼食)若草山下山
15:00 登大路園地 解散
※若草山入山料が必要です。(大人:150円 子ども:80円)

■親子コース(未就学を含む家族)
11:00 開会式 奈良公園登大路園地
11:15 出発 春日山遊歩道(北部)〜途中折り返し
13:00 奈良公園内(昼食)
15:00 登大路園地 解散

※小学生以下は保護者同伴でお願いします。

詳細お申し込みは以下をご覧ください。
http://savejapan-pj.net/sj2018/nara/event/2019.html


【報告】原始林を生きぬくコケの世界

あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいました。。。。

2月2日に開催した観察会についての報告です。

今回は川上村の「森と水の源流館」の木村全邦さんに講師をお願いしたところ、「苔」を愛する幅広い世代の方々にご参加いただくことができました。

ルートは春日大社境内地、「上の禰宜道」を歩き石・土・岩・木についたコケを木村さんの解説を受けながらルーペ等で観察、滝坂の道を同様に歩き、原始林の手前にある「滝坂の森」と原始林の入り口まで歩きました。

当日は、好天に恵まれ、みなさん地面にしゃがみながら苔の世界を楽しんでいただきました。

 

コケ(蘚苔類)という植物がどのように地球上で世代を残し続けてきたのか、また、春日山原始林の環境が苔にとっては決して良い環境ではないものの、その中でしたたか(?)に世代を繋げる種についても観察することができました。

 

【参加者の感想】

・コケのいろいろが見られてよかった。
・原始林についての話、コケのお話をとても楽しかった。
・コケの多さに驚いた。いろいろな形、生体、生育場所によっても異なることにも驚きました。
・木村さん他講師の話がわかりやすかった。
・普段目にすることの多いものの、注目することはなかったので、種名や特徴の見方などいろいろな話を聞くことができてよかった。
・今まで気づかなかったコケの世界を知れてとても興味深かったです。ルーペで見るとコケの繊細な様子を見れて感動しました。また、春日山の自然の多様さも感じられました。
・普段素通りしていたコケがこんなに面白いものとは知りませんでした。春日山の歴史もとても興味深かったです。
・何だろうと気になっていたコケや面白い名のコケなど知れて勉強になり楽しかった。
・ゆっくり観察できてたしかったです。かすがやまげんしりんの環境が今後少しでも良くなればと思いました。
・もう少しコケに親しめるアプローチが欲しかった。
・億年前からの時間軸を視野に入れたコケの解説、とても興味深かったです。豊かな生物相が未来まで続いて欲しいと思いました。


第23回世界遺産春日山原始林観察会「原始林を生きぬくコケの世界」

年明け2回目の観察会は、「コケ」をテーマに実施します。

講師には、川上村の森と水の源流感の木村さんをお迎えして、
原始林の植生の話などをいただきながら、コケの世界をのぞいて見ましょう!
寒い時期なので暖かくしてお越しください。

案内人:木村全邦さん(森と水の源流館)
集 合:2019 年2 月2 日(土) 13:00春日 大社本殿バス停前
解 散:15:30 頃予定
対 象:寒さに耐えて観察ができる方(小学生以下は保護者同伴)

定 員:30 名(先着順)

参加費:小学生以上500 円

(保険料、資料代込)

持ち物:筆記用具、飲み物、雨具、敷物

(膝をついて観察します)

服 装:じっとコケを観察するため、移動は少なくなります。その分冷えますので、暖かい服装をおすすめします

雨天の対応:当日6 時50 分のNHK天気予報で、

午前中の雨の確率が50%以上であれば中止、50%未満の場合は実施します



 

定員になりましたのでお申し込み受け付けを終了しました。(1/11)