あっという間に5月も後半…。
既に数ヶ月が経過してしまいましたが、3月に開催した「ならまちの変遷からシカを考える」のレポートです。
つなぐ会にとって、「シカと森の共生」は一つの大きなテーマです。
人々が多く暮らす奈良町での「人とシカ」のあり方を見つめ直し、これからの関係を考えていくことで「原始林とシカ」の共生のヒントが見えてくるのではないかと考えています。
今回の観察会は「まち歩き」と「講義」をあわせた観察会。
講師に国立民族博物館、外来研究員の東城さんをお迎えして開催しました。
いつもは春日大社からスタートする観察会ですが、今回はJR奈良駅!
奈良の旧市街にあたる奈良町エリアを歩きながら「人とシカ」の歴史について学びました。
途中、奈良町資料館では、大和名所図会や昔の奈良町周辺の絵地図資料なども見学しながら、ならまちの変遷についてまち歩きを楽しみました。
その後、奈良のシカ愛護会の鹿苑から鹿を見学してから、室内での講義。奈良の鹿愛護会の活動内容や鹿苑がどのようになっているかなどを詳しくお話を頂いた他、昔の人々の鹿との付き合い方について講義いただきました。
参加者の声(抜粋)
2018年04月03日
2月に開催したシンポジウム「未来へつなぐ春日山原始林の価値と魅力」には多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。
春日大社宮司のお話をはじめ春日山の価値を伝え、市民の手でつないでいくことの重要性を改めて感じる機会となりました。
→レポートはこちらをご覧ください。
SAVEJAPANプロジェクトウェブサイトレポート「未来へつなぐ春日山原始林の価値と魅力」
さて、シンポジウムの際にもチラシを配布しましたが、このSAVEJAPANプロジェクトの第2弾がこの4月に予定されています。
SAVEJAPANプロジェクト第2弾! 「4/21 春日山自然学校プロジェクト」前回の鹿垣につづいて、「奈良の鹿」を考える観察会を実施します。
つなぐ会にとって、「シカと森の共生」は一つの大きなテーマです。
人々が多く暮らす奈良町での「人とシカ」のあり方を見つめ直し、これからの関係を考えていくことで
「原始林とシカ」の共生のヒントが見えてくるのではないかと考えています。
今回の観察会は「まち歩き」と「講義」をあわせた観察会。
講師に国立民族博物館、外来研究員の東城さんをお迎えして開催します。
文化の面から奈良のシカ、春日山を考えてみましょう。
第17回世界遺産春日山原始林観察会
奈良町の変遷からシカを考える
講師 東城 義則(国立民族博物館 外来研究員(民俗学))
2018年3月17日(土) 小雨決行
集 合:10:00 JR奈良駅・奈良市総合観光案内所前集合
日 程:三条町~奈良市史料保存館~春日大社参道~鹿苑(見学・講演)15:00頃解散予定
持ち物:ハイキングの出来る服装で、昼食、飲み物、シート、筆記用具、雨具、
参加費:500円 (鹿苑入園料・保険料込)
定員:25名(先着順)
お申込み先:kasugatsunagu@gmail.com
①お名前 ②住所 ③Eメールを記載の上お申込みください。