暑い日が続いていますね。
夏休み真っ最中ですが、夏の思い出に春日山での夜の観察会を開催します。普段訪れることのない夜の森で昆虫を集めるライトトラップを実施します。果たしてどんな昆虫に出会えるのか?
知られざる春日山原始林の姿を観察しましょう。講師には、奈良教育大学の理科教育講座で昆虫について研究されている小長谷先生をお迎えします。
貴重な機会、ぜひご参加ください。
第41回 世界遺産春日山原始林観察会
講 師 小長谷 達郎 氏(奈良教育大学准教授)
ライトトラップで春日山の夜の虫を観察します。
開催日 2023年8月25日(金)
時 間 18:00〜20:30頃
集合解散 水谷茶屋横
https://goo.gl/maps/BC7rVzp1LGTSt4EUA
参加対象 小学生以上(小学生以下は保護者同伴)
定 員 30人(定員になり次第締め切り)
参加費 お一人 500円(当会会員は無料)
持ち物 懐中電灯、筆記用具、飲み物、軽食
お申込み https://forms.gle/UFUz8knAA7R9ZBzu6
※本プログラムは、管理者の許可のもと実施するものです。
※春日山原始林は特別天然記念物のため、昆虫採集は禁止されています。
※昆虫採集のプログラムではありません。あらかじめご了承くださ
※この観察会はならコープ 環境活動助成を活用して実施します。
い。
ライトトラップのイメージ(実際の機材とは異なります)
第40回の観察会。当初は6/11を予定しましたが雨天のため順延。
これが功を奏して、6/25(日)は曇り空でしたが暑すぎず気持ちの良い1日となりました。
講師は、野鳥の会奈良支部の楺井千代子さん。
集合場所の春日大社国宝殿カフェの前のコシアカツバメの巣の観察からスタートしました。
ゆっくり鳥の声に耳を澄ましながら、進みます。春日大社の境内では、カラスの種類について解説。もともと山や森に棲息しているハシブトガラスと、河原などに棲息しているハシボソガラスの違いを学びました。
春日山へ入ると、いろいろな声が。近くを飛んでくれていたのはヤマガラ。春日山の夏鳥の代表選手であるキビタキやオオルリの声も聞こえました。
夏の森は葉が茂りバードウォッチングには不向きな季節なのですが、この日は、数多くの野鳥たちがその姿をあらわしてくれて、それぞれの双眼鏡や、楺井さんやスタッフの持ってきたスコープで観察することができました。
春日山では、下層植生の衰退によりウグイスの減少が指摘されていましたが、近年は回復傾向に。他にも以前いた野鳥が戻ってきているという話がありました。
これは、手放しで喜べる状況ではなく、周辺の自然環境が劣化したことで、仕方なく春日山へ来ている可能性も考えられます。
観察会は朝7:30からのスタートと、早かったため、ゆっくり歩いて若草山山頂への到着は11:30。半日ではありましたが充実した時間が過ごせたようです。
この日確認できた野鳥(声のみ)は20種。普通に歩いていると聞き逃している野鳥の声も耳をすませば聞こえてきます。森を歩く時はぜひ耳も使って歩けると良いですね。
あっという間に5月も後半。
事務局は6月に開催する総会の準備真っ最中です。
雨と晴れが交互に訪れ、気温も上がったり下がったりですが、
春から夏へと季節が少し駆け足で進んでいる気がします。
つなぐ会を設立して続けてきた市民向けの観察会も今回で40回を数えます。今回は、夏の時期ではありますが野鳥編として、当会の会員で、日本野鳥の会奈良支部の揉井さんを講師に迎え、野鳥から見る春日山原始林の現状について考える機会とします。
スコープを持ってきてもらいますので、双眼鏡がない方でも楽しんでいただけます。
第40回 世界遺産春日山原始林観察会
テーマ 野鳥から見る春日山原始林
開催日 2023年6月11日(日)
雨天時の代替日 6月25日(日)
時 間 7:30〜12:00頃 現地解散
講 師 楺井千代子(日本野鳥の会奈良支部)
集合場所 春日大社本殿 バス停(春日大社国宝殿前)
観察エリア 春日山遊歩道(北部)
定 員 20名程度(先着順)
参加費 500円(つなぐ会会員無料)
持ち物 双眼鏡(お持ちであれば)雨具、筆記用具、虫除け
ハイキングの服装、準備物(飲み物等
※ヤマビル発生シーズンとなります。
長袖・長ズボン・長めの靴下をお勧めします。
※正午で現地解散となります。
午後以降散策を楽しみたい方はお弁当をお持ちになる
と便利です。
お申込み お申し込みを締め切りました。(6/9)