薄曇りの5/24(日)早朝7時。春日山原始林の南部遊歩道から第48回となる観察会「春日山の野鳥観察から森を考える」を開催しました。
講師は、「野鳥といえば…」の枕詞がつく、楺井さん。雨の降る森で聞こえる野鳥もいるとのことで、期待してスタートしました。

森を歩くと「ピッピリリピッピリリ」と響くキビタキの声が。春日山原始林だけでなく、全国的に生息域が増えていると言われているそうです。他にもヤマガラやコゲラなどのお馴染みの声のほか、「ピールーリー ポピーリ ピピ ギッギッ」と高い澄んだ声のオオルリや「ヒリリリリリ」となくサンショウクイも聴くことができました。
残念ながら途中から雨が降り出すと、鳥の声はパタリとやんでしまいましたが、幻想的な春日山の雨の中を歩き、ギンリョウソウやシライトソウなどの植物観察も行いました。
首切り地蔵まで予定より早く到着したので、少し雨もおさまってきたため地獄谷新池をぐるり。池にはカイツブリが泳いでいたり、ヒガラやイカルの声も聞こえてきました。周辺は約10年ほど前のナラ枯れ被害でコナラ類がかなり伐採されましたが、林野庁(このエリアは春日山原始林ではなく、地獄谷国有林)による植生保護柵が設置されており、カラスザンショウをはじめとするパイオニア種の回復が顕著に見られました。
枯木には可愛いキノコ(写真参照)も出ていて、野鳥だけでなくキノコや植物なども楽しみました。

最終的に確認できたのはコゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、キビタキ、オオルリ、イカル、ホトトギス、カイツブリの17種でした。
第49回 世界遺産春日山原始林観察会
奈良公園の隠れた主役!? 糞虫を観察しよう!

奈良公園や春日山原始林の隠れた主役「糞虫」シカなどの糞を分解してくれる 虫たちの総称です。代表的な瑠璃色の「オオセンチコガネ」以外にもさまざまな 糞虫が暮らしています。 今回はならまち糞虫館の中村さんを講師に迎え観察会を行います。
講 師 中村圭一(ならまち糞虫館)
開催日 2025年6月15日(日)
*当日朝7時時点の天気予報で、降水確率60%以上は中止。
時 間 10:00〜12:00頃
集 合 市内循環バス停「春日大社表参道(飛火野)」
https://maps.app.goo.gl/nFVvna6ybmUBpvxq5
持ち物 ピンセット、ルーペまたは虫眼鏡、飲み物、帽子
服 装 地面に膝をついたりします。動きやすい服装で
お越しください。
参加費 500円(資料代込み)
定 員 20名程度
申し込み:https://forms.gle/3nTYmQUb8EUNBZhS9
第48回 世界遺産春日山原始林観察会
春日山の野鳥観察から森を考える

春日山の初夏には様々な夏鳥が訪れます。今回は、春日山の南側
遊歩道を早朝から歩いて野鳥観察を行うとともに、長年春日山を
はじめとする奈良県内の野鳥観察を続けている楺井さんから、
野鳥にとって望ましい春日山原始林の自然環境とはどのような姿
か、原始林に暮らす野鳥の変遷などと合わせて伺います。
講 師 楺井千代子(日本野鳥の会奈良支部・当会会員)
開催日 2025年5月25日(日)
雨天順延 5月31日(土)←変更となりました
時 間 7:00〜12:00頃
集 合 春日山遊歩道南入り口(高畑町)
https://maps.app.goo.gl/WjbhcY8c9RVHCgMA8
解 散 首切り地蔵周辺(春日山原始林)
https://maps.app.goo.gl/aaBeHDm1ym8rUybb6
※現地解散となります。昼食等は各自の判断でお持ちください。
持ち物 筆記用具、飲み物、タオル
双眼鏡(あれば)、図鑑(あれば)
服 装 歩きやすい靴(トレッキングシューズ推奨)
長袖、長ズボン、帽子、
※ヤマビル発生期のため、長めの靴下やタイツの着用を
お勧めします。
参加費 500円(資料代込み)
定 員 20名程度