昨年末に毎日新聞さんに取材いただいた記事が、元旦に引き続き掲載されました。今回は、シカの問題を中心に会の活動、普及啓発について取り上げています。
https://mainichi.jp/articles/20180404/ddl/k29/040/484000c
春日山原始林は奈良公園の一部として奈良県が管理する場所です。保全活動の主体も奈良県で、つなぐ会は市民団体として、その一部について、許可を頂いた上で、協力しているという立場に過ぎません。
その意味では、私たちは春日山原始林のことをもっとPRし、現状についての理解を深め、より保全活動が進むように普及啓発を行うことが重要な活動と考えています。
4/21のアースデイ奈良では、観察会イベントの他、ブースでも原始林の現状についてや、簡単なクラフト、ご支援のお願いなどを通じて、春日山への関心を高めていただければと考えています。
ぜひ、春の奈良公園へお越しください。
アースデイ奈良
http://www.geocities.jp/earthdaynara/
春日山自然学校プロジェクト
http://savejapan-pj.net/sj2017/nara/event/post_1.html
2018年04月03日
2月に開催したシンポジウム「未来へつなぐ春日山原始林の価値と魅力」には多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。
春日大社宮司のお話をはじめ春日山の価値を伝え、市民の手でつないでいくことの重要性を改めて感じる機会となりました。
→レポートはこちらをご覧ください。
SAVEJAPANプロジェクトウェブサイトレポート「未来へつなぐ春日山原始林の価値と魅力」
さて、シンポジウムの際にもチラシを配布しましたが、このSAVEJAPANプロジェクトの第2弾がこの4月に予定されています。
SAVEJAPANプロジェクト第2弾! 「4/21 春日山自然学校プロジェクト」前回の鹿垣につづいて、「奈良の鹿」を考える観察会を実施します。
つなぐ会にとって、「シカと森の共生」は一つの大きなテーマです。
人々が多く暮らす奈良町での「人とシカ」のあり方を見つめ直し、これからの関係を考えていくことで
「原始林とシカ」の共生のヒントが見えてくるのではないかと考えています。
今回の観察会は「まち歩き」と「講義」をあわせた観察会。
講師に国立民族博物館、外来研究員の東城さんをお迎えして開催します。
文化の面から奈良のシカ、春日山を考えてみましょう。
第17回世界遺産春日山原始林観察会
奈良町の変遷からシカを考える
講師 東城 義則(国立民族博物館 外来研究員(民俗学))
2018年3月17日(土) 小雨決行
集 合:10:00 JR奈良駅・奈良市総合観光案内所前集合
日 程:三条町~奈良市史料保存館~春日大社参道~鹿苑(見学・講演)15:00頃解散予定
持ち物:ハイキングの出来る服装で、昼食、飲み物、シート、筆記用具、雨具、
参加費:500円 (鹿苑入園料・保険料込)
定員:25名(先着順)
お申込み先:kasugatsunagu@gmail.com
①お名前 ②住所 ③Eメールを記載の上お申込みください。